こんにちは、行政書士のみどりです。
2025年(令和7年度)から始まった新しい補助金制度、「新事業進出補助金」について、 今日はまねまると一緒に解説していきます!
🐾 まねまる:
あれ?「事業再構築補助金」って、終わっちゃったニャ?
💡 みどり:
そうなの。令和6年度をもって事業再構築補助金は終了して、
その後継として始まったのが、この「新事業進出補助金」なんだよ。
🐾 まねまる:
名前がちょっと似てるけど、内容も似てるニャ?
💡 みどり:
うん、似ているところもあるけど、少しずつ目的や要件が変わってるの。
たとえば、「新事業進出補助金」では、
- 売上の減少要件は撤廃された
- 補助上限額は最大2,500万円(従業員20名以下)
- 建物費は、機械装置費またはシステム構築費とセットの場合に限り補助対象
といった特徴があるよ。
🐾 まねまる:
じゃあ、「売上が落ちてなくてもチャレンジできる」ってことニャね!?
💡 みどり:
そのとおり! むしろ、「これから新しい収益源を作りたい」「将来に備えて事業を多角化したい」って会社さんにぴったりの補助金だよ。
🐾 まねまる:
たとえば、建設会社さんだとどんな使い方があるニャ?
💡 みどり:
たとえばこんな事例が考えられるよ:
- 資材置場にICT対応の管理システムを導入
- 外構工事に加えて造園事業を新たに展開
- 一般住宅のリフォーム→高齢者向け改修事業に特化
つまり、「業種の枠を広げる」「新しい顧客層に進出する」「提供方法を変える」ことがポイントなんだ。
🐾 まねまる:
なるほどニャ〜!補助金って、「現場で叶えたいこと」を後押ししてくれる仕組みなんだニャ。
💡 みどり:
うんうん。もちろん、事業計画の作成や採択後の実行・報告も大切だけど、 最初の一歩は「やってみたいことがあるかどうか」なんだよね。
🐾 まねまる:
それなら、みどり先生に「こういうことやりたいんだけど…」って相談してみるだけでもいいニャね?
💡 みどり:
うん!むしろ、そういうざっくりしたところから、一緒に事業の未来を考えるのが、 わたしたちの一番得意なところなんだ。
🐾 まねまる:
じゃあまねまる、もう相談予約しちゃうニャ〜!(笑)
📌 補足①:建物費についての注意点
「建物費」は単体では補助対象になりませんが、 機械装置費またはシステム構築費と一体的な計画であれば補助対象となります。
たとえば、機械を設置するための建屋の新設や、 新しいシステム導入に伴う施設改修などは、対象となるケースがあります。
📌 補足②:補助事業終了後の要件に注意!
新事業進出補助金では、補助事業が完了した後に、
- 賃金引上げ要件(年率平均3%以上)
- 事業所内最低賃金要件(地域の最低賃金+30円以上)
を3年間クリアする義務があります。
要件を満たせない場合、補助金の一部または全部の返還が求められることもあるため、 事業計画段階から注意が必要です。
📅 現在の公募状況(2025年7月時点)
第一回公募は2025年7月15日に締切済です。
採択発表は2025年10月頃の予定で、同時期に第2回公募が開始される見込みです。
「次に向けて準備したい」という方は、今がチャンス。
事業計画から一緒に考えていきましょう。
行政書士事務所&W(みどり&まねまる)
この記事へのコメントはありません。