【エッセイ②:それでも、この仕事を続けている理由】

こんにちは、行政書士のみどりです。

年末が近づくと、ふと頭に浮かぶ問いがあります。

「どうして私は、この仕事を続けているんだろう?」

🐾 まねまる:

急に哲学的だニャ。 でも、年末には出てくる問いだニャ。

💡 みどり:

正直に言うと、 この仕事は、楽ではありません。

書類は多いし、確認事項は細かい。 期限は容赦なく迫ってくるし、 「正解が一つじゃない」場面もたくさんある。

責任も重いし、 うまくいかなかったときは、 自分の判断を何度も振り返ることになります。

🐾 まねまる:

それでも、辞めたいとは思わなかったニャ?

💡 みどり:

不思議と、「もうやめたい」と思ったことは、 あまりないんだよね。

しんどいな、と思うことは何度もあったし、 自信をなくすことも、迷うこともあった。

それでも、この仕事から離れたいとは、 なぜか思わなかった。

たぶんそれは、 この仕事が、誰かの「困っている途中」に関われる仕事だからだと思う。

🐾 まねまる:

「全部解決する仕事」じゃないニャよね。

💡 みどり:

そう。 魔法みたいに問題が消えるわけじゃない。

でも、 状況を整理したり、 選択肢を並べたり、 「ここまでは大丈夫」と線を引いたり。

ほんの少し、 先が見える状態にすることはできる。

「一緒に考えました」 「ここまで一緒に来ました」

その言葉を、お客様に向けて、 そして自分自身にも言えることが、 この仕事を続けている理由なのかもしれない。

🐾 まねまる:

先生、距離感がちょうどいいニャ。 近すぎず、遠すぎず。

💡 みどり:

それも、長く続けてきて、 やっと分かってきたことかな。

全部を背負わなくてもいい。 でも、突き放す必要もない。

その“間”に立てることが、 行政書士という仕事の、 静かな強さなんだと思う。

派手な成果が出る仕事じゃないし、 誰かに感謝されない日も、もちろんある。

それでも、 人の人生の端っこに、 そっと関われるこの仕事を、 私は大切にしたい。

🐾 まねまる:

来年も、続けるニャね。

💡 みどり:

うん。 来年も、きっと迷いながら、考えながら。

完璧じゃなくていいから、 誠実でありたい。

それが、今の私がこの仕事に向き合う、 一番正直な姿勢だと思っています。


「どうして続けているのか」という問いに、 明確な答えはありません。

でも、続けてきた時間そのものが、 答えの一部なのかもしれない。

そう思いながら、 今年の仕事を、そっと締めくくります。

行政書士事務所&W(みどり&まねまる)

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