【補助金申請】間に合わないを防ぐ!申請スケジュール管理のポイント

こんにちは、行政書士の鷲尾です。

「補助金の申請って、いつから準備したらいいの?」
「気づいたら締切直前だった…」
そんなお声をよく聞きます。

今回は、補助金申請のスケジュール管理についてお話しします。

申請には意外と時間がかかる

補助金申請は、以下の準備に意外と時間がかかります。

  • 事業計画書の作成
  • 見積書の取得
  • 必要書類の収集(登記簿謄本、決算書など)
  • 加点証明書の取得

「直前でも大丈夫」と思っていると、
見積書が間に合わなかったり、証明書が取得できなかったりすることも…。

締切日から逆算しよう

申請スケジュールは締切日から逆算して計画を立てることが大切。

例えば:

  • 申請締切の3週間前までに必要書類収集
  • 2週間前までに事業計画のたたき台作成
  • 1週間前までに見積書の取得

このように小さな締切を自分で設定すると、
「間に合わない!」を防げます。

大きな補助金はさらに余裕が必要

特に「ものづくり補助金」など、
申請書類が多く審査も厳しい大規模な補助金の場合は、
さらに余裕を持った準備が必要です。

最低でも2か月前から準備を始めるのが理想
専門家に依頼する場合は、締切より相当前に受付が終了することが多い

私の場合、
大きな補助金の申請サポートは申請締切の1か月半前までのご依頼を受付の目安としています。

これは、以下の理由からです。

  • 事業計画書作成のための事前ヒアリングに時間を要する
  • 補助事業で導入する設備やサービスについての資料収集が必要
  • 数値計画(売上・利益・投資額等)の策定に検討時間が必要

また、申請内容によっては資金調達のため融資を利用する場合があり、 その場合、金融機関の確認書や経営革新等支援機関の確認書が必要となることもあります。

ちなみに、私は「経営革新等支援機関」として認定を受けていますので、
「この確認書、大丈夫かな?」とご不安な方も安心してご相談いただけます。

余裕を持つのが最大のポイント

補助金は「締切ギリギリでも間に合う」ではなく、
「余裕を持つ人がスムーズに通る」ものです。

「相談してみようかな」と思ったタイミングが相談のベストタイミング。
お気軽にご相談ください。


※本記事は2025年5月時点の情報に基づいています。

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