こんにちは、行政書士のみどりです。
11月のブログでは、成年後見制度についていろいろな角度からお話ししてきました。
今日はシリーズの締めくくりとして、後見制度とうまく向き合っていくためのヒントをまとめたいと思います。
🐾 まねまる:
後見制度って、仕組みはわかったけど… 実際に使うとなると、ちょっと身構えちゃうニャ。
💡 みどり:
うんうん、そうだよね。 でも、制度は「怖いもの」じゃなくて、 “安心して暮らすための選択肢”なんだよ。
制度と上手に付き合うポイントは3つあるよ。
- 完璧を求めない
- 早めに情報を集めておく
- ひとりで抱えない
🐾 まねまる:
なんだか生活のコツみたいだニャ〜。詳しく知りたいニャ。
【1.完璧を求めない】
後見制度は、何もかもを解決してくれる魔法の仕組みではありません。 でも、本人の生活を守るための「一部を支える道具」として、確実に力を発揮します。
「制度だけで全部なんとかしよう」と思うと負担が大きいですが、 「できる部分だけ助けてもらう」という意識だと気持ちがずっと楽になります。
【2.早めに情報を集めておく】
いざ必要になってから焦るより、 「今は使わないけど知っておく」というスタンスが一番安心。
困ったときにすぐ動けるし、行政書士としても制度の整理や準備の相談には寄り添えるよ。
【3.ひとりで抱えない】
介護、生活、財産管理…… 全部を家族だけで背負う必要はありません。
後見制度、行政サービス、専門職、地域の支援など、 使えるものをゆるやかに組み合わせることで、ずっと楽になることがあります。
🐾 まねまる:
制度と仲良くするには、「全部じゃなくていい」「相談していい」って気持ちが大事なんだニャ〜。
💡 みどり:
うん。 成年後見制度は、誰かを守るための“大きな選択”。 だからこそ、焦らず、丁寧に向き合ってほしいなと思います。
11月の成年後見シリーズはこれでひと区切りです。
ひとりでも多くの方の安心につながればうれしいです。
行政書士事務所&W(みどり&まねまる)







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