一人乗りカヌーでは不安?士業はチームで漕ぐ時代へ

士業の世界では「一人でなんでもできます!」という言葉を耳にすることがあります。
もちろん、資格の範囲内で手続きを完結できるのは強みです。
でも、私は「一人で全部抱えること」に少し怖さを感じています。

なぜなら、お客様の課題は法律・税務・労務・経営といった複数の分野にまたがることが多く、
一人で判断すると独りよがりになり、客観性を失う可能性があるからです。

例えるなら、一人乗りのカヌー。
小回りはききますが、強い風や波にあうと、あっという間に転覆してしまうリスクがあります。

一方で、チームで漕ぐ大きな舟ならどうでしょう?
前漕ぎ・後ろ漕ぎ・舵取りと役割が分かれ、互いにフォローし合えます。
多少の波があっても安定して進み、しかもより遠くまで進むことができます。

ちなみに、私の娘も高校の修学旅行で「ペーロン」という大きな舟を漕ぐ体験をしてきました。
みんなで息を合わせて漕ぐ迫力は、一人では決して味わえないものだったそうです。
士業の連携もまさに同じで、チームで漕ぐからこそ安心して前に進めるのだと思います。

私は、兄(中小企業診断士)や信頼できる他士業の先生方と連携し、
「チームで漕ぐ体制」を大切にしています。
一人で完結させるよりも、お客様にとって安心で、より客観的な方向性を見出すことができるからです。

これからも「士業はチームで漕ぐ時代」と考え、
お客様の伴走役であり続けたいと思っています。


🐾まねまるの一言
「士業チームは、まさにペーロン舟!
ひとりじゃ味わえない安心と迫力で進むニャ🚣‍♀️🐉」

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