こんにちは、行政書士の鷲尾です。
補助金申請をしようと思ったとき、最初のハードルになるのが「GビズIDってなに?」という点かもしれません。
今回は、補助金申請に必須となる「GビズID」について、やさしく解説します。
そもそも、GビズIDとは?
GビズID(ジービズアイディー)とは、国が提供する行政手続の共通認証システムです。
これを使えば、補助金の電子申請をはじめ、様々な行政サービスにログインできるようになります。
補助金申請では、基本的に「電子申請のみ」が主流です。
そのため、GビズIDの取得は補助金活用の第一歩といえます。
マイナンバーカードがあれば、即日発行も可能!
以前は発行に数週間かかっていたGビズIDですが、現在はマイナンバーカードとスマートフォン等があれば、
【即日で「GビズIDプライム」】を取得できるようになっています。
🔶 公式サイトはこちら:
GビズID公式ページ
申請画面の案内に従って、マイナンバーカードを読み取りながら進めていくと、
10分ほどで取得できたという方も多くいらっしゃいます。
1つのIDは、1つの事業者専用。使い回しはNG!
ここで注意が必要なのが、GビズIDは事業者ごとに1つ必要ということです。
「前に別の会社で使っていたIDがあるから、それで申請してもいい?」
「社労士さんや行政書士さんのIDで代理申請してもらえない?」
――そんな声を聞くこともありますが、基本的にGビズIDは使い回し不可です。
補助金の申請は、あくまでも事業者本人が「自ら申請すること」が前提となっています。
そのため、事業者ご本人名義で、しっかりとIDを取得しましょう。
今後、行政書士による電子申請の代理も広がる見込みです
現在のところ、補助金申請は「本人申請」が原則ですが、
今後は一部の補助金で、行政書士などの専門家が電子申請を代理で行える制度が少しずつ整ってくる見込みです。
とはいえ、まだ数は限られているため、現時点では「GビズIDはご自身で取得していただく」ことが前提となります。
まとめ
- 補助金申請には、GビズIDが必要不可欠
- マイナンバーカードがあれば、すぐに取得可能
- IDは事業者本人専用。他人のIDは使えません
- 将来的に、行政書士の代理申請制度も徐々に広がる見込み
補助金に関するご相談は、制度の仕組みから丁寧にご案内しています。
「GビズIDって自分でできるか不安…」という方も、どうぞお気軽にご相談くださいね。
※本記事は2025年5月1日時点の情報に基づいて作成しています。最新情報はGビズID公式サイト等をご確認ください。
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