こんにちは、行政書士のみどりです。
12月シリーズ第5回は、今年も大切な位置を占めた農地転用(農転)の一年について振り返ってみます。
🐾 まねまる:
先生、今年は四日市市以外のお仕事も増えたニャよね? 市町ごとに対応が全然違って、けっこう大変そうだったニャ…。
💡 みどり:
そうなの。四日市以外の自治体での受任が多くて、改めて農業委員会のカラーの違いを実感した一年だったよ。
同じ法律に基づいていても、審査のポイントや確認の順番、必要書類など、 市町によって本当に違うんだよね。
🐾 まねまる:
振興地域の案件もあったニャよね? あれは先生、頭を抱えてたニャ……。
💡 みどり:
うん、振興地域は本当に気を遣う。 農地の中でも特に厳格に扱われる場所だから、 「転用が可能かどうか」の判断までに時間がかかることが多いんだよね。
調整区域と合わせて考えなきゃいけないケースもあって、 農転って実はすごく奥深いんだと改めて感じたよ。
🐾 まねまる:
でも、今年は“開発”絡みがなかったニャよね? ちょっと残念そうにしてたニャ。
💡 みどり:
そうなんだよね。今年は開発行為に絡む案件がなかったのが少し残念だったなぁ。 農転と開発がセットになると、難しいけど学びもすごく多いんだよね。
だから来年は、都市計画法の43条申請にチャレンジしたいと思ってる。 43条であれば規模も大きすぎず、ちょうど良い挑戦になるはず。
🐾 まねまる:
先生、今年の農転は“基礎づくり”の一年だったニャね。 来年はさらに広げていけそうニャ。
💡 みどり:
うん、まさにそうだね。 市町の違いを知れたこと、振興地域の対応を経験できたこと、 それらは来年の挑戦に確実につながるはず。
農転って地味に見えるかもしれないけど、 地域の土地利用のあり方を支える、とても大切な業務なんだよね。
農地転用は、地域それぞれの考え方や背景を読み取りながら進める必要のある、奥の深い業務です。
今年は学びの多い一年だったので、来年はより高度な案件にも挑戦していきたいと思います。
行政書士事務所&W(みどり&まねまる)







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