そもそも、成年後見ってなに?

こんにちは、行政書士のみどりです。

11月からは「成年後見」について、少しずつやさしくお話していこうと思います。
少し聞き慣れない言葉ですが、実はどのご家庭にも関係のある制度なんです。

🐾 まねまる:

せいねんこうけん…って、なんだかむずかしそうニャ。
“成年”って大人って意味だし、“後見”って“あとで見る”…?

💡 みどり:

いいところに気づいたね、まねまる。
“成年後見”というのは、判断する力が十分でなくなった人を、法律的に支える仕組みのことなんだよ。

たとえば、認知症や知的障がい、精神障がいなどによって、
自分で契約やお金の管理が難しくなったときに、 本人に代わってサポートする人を裁判所が選んでくれる制度なんだ。

🐾 まねまる:

じゃあ、その人が「後見人」って呼ばれるんだニャ。

💡 みどり:

そうそう。 後見人は、本人の財産を守ったり、介護サービスの契約をしたり、 本人が不利益にならないように生活を支えるお手伝いをするの。

🐾 まねまる:

でも、家族が代わりにやってあげることもあるニャ? それじゃダメなのかニャ?

💡 みどり:

実はね、銀行や不動産、施設の契約などは、
「本人の意思確認」が必要になるから、家族でも勝手にはできないことが多いの。
そういうときに、この「成年後見制度」を使うと、 法的に認められた代理人として手続きができるようになるんだよ。

🐾 まねまる:

なるほどニャ〜。 本人の代わりにしっかり守るための制度なんだニャ。

💡 みどり:

うん。 制度としてはちょっと堅いけれど、根っこにあるのは“安心して暮らすため”の仕組み。
だから、誰かが困る前に「知っておく」ことがとても大事なんだ。

🐾 まねまる:

うんうん、知らないと損しちゃう制度ニャね。 次はどんな話をしてくれるニャ?

💡 みどり:

次回は、「どんなときに成年後見を使うの?」というお話をするね。
具体的な場面をまねまると一緒に見ていこう🐾


成年後見制度は、家族や自分の未来を守るための仕組みです。
難しく感じるかもしれませんが、少しずつ一緒に理解していきましょう。

行政書士事務所&W(みどり&まねまる)

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