【建設業×補助金③】建設残土がよみがえる!?現場の未来を支える「再生」の技術

こんにちは、行政書士のみどりです。

まねまると一緒にお届けしてきた「建設業×補助金」シリーズ、ついに第3回です!

今回は事業再構築補助金を活用して、「環境にやさしい現場づくり」に挑戦したお話をご紹介します。

🐾 まねまる:

建設現場って、資材も重機もたくさんあるイメージだけど、 「環境にやさしい」って、どういうことニャ?

💡 みどり:

まねまる、いい質問だね。

たとえば、現場で出る建設残土。これって、ただ捨ててしまうと処分費もかかるし、環境にもよくない。

でも今回紹介する会社さんは、その残土を“改良土”として再利用できる装置を導入したの。

🐾 まねまる:

えっ、残土がよみがえるニャ!?まるで錬金術ニャ〜!

💡 みどり:

ほんとにね(笑)

その機械で処理すると、道路の路盤材などに使える品質の高い再生土になるの。 廃棄物が資源に変わるって、すごいよね。

🐾 まねまる:

再利用できるってことは、コスト削減にもなるし、処分場への負担も減るニャ!

💡 みどり:

その通り!まねまる、鋭いね。

この会社さんはもともと環境への意識が高くて、「地域のインフラを支える責任」を大切にしてたの。

補助金をきっかけに、夢だったこの装置を導入できて、本当に喜んでおられたよ。

🐾 まねまる:

そういう“想い”があるからこそ、補助金も通ったのかニャ?

💡 みどり:

うん、まさにそう。

再構築補助金って、「単なる設備更新」では通りにくいんだけど、 こういう業種の転換や社会的意義がある計画は、評価されやすいの。

🐾 まねまる:

もうひとつの事例って、「橋の塗装」を再生するって話だったニャよね?

💡 みどり:

そうそう!もうひとつの会社さんは、老朽化した橋梁の古い塗装を、 ブラスト工法で剥がして、新しい塗装を環境負荷少なく行う技術を導入したんだよ。

🐾 まねまる:

ブラストって…なんかシュバババッてやるやつニャ!?(語彙力)

💡 みどり:

うん(笑)シュバババッて言いたくなる感じのやつ!

高圧で研削材を吹きつけて、古い塗膜を剥がしていく方法なんだけど、 粉じんや廃棄物を極力抑えた特殊装置を補助金で導入したの。

🐾 まねまる:

橋もキレイになるし、環境にもやさしいし… 現場の力で、まちが支えられてるって感じニャ!

💡 みどり:

ほんとにね。

今回の2社のように、現場を支える人たちの“想い”と補助金がつながると、 ただの申請じゃなくて、地域の未来づくりの一部になるなって感じたよ。

🐾 まねまる:

読んでくれた皆さんも、ぜひ「うちにも何かできるかな?」って考えてほしいニャ!

💡 みどり:

どんな小さなきっかけでも大丈夫。

一緒に現場の未来、考えていきましょう!


📌 補足:事業再構築補助金は終了し、新制度へ

令和6年度で事業再構築補助金は終了し、 令和7年度からは後継制度として「新事業進出補助金」がスタートしました。

中小企業が新たな事業展開・収益モデルへ進出するための補助金で、 要件や構成は異なりますが、“思い切った挑戦”を支援する姿勢は変わりません。

新制度でも、建設業の機械導入や再生技術などが対象となる可能性がありますので、 「うちでもできるかも」と思ったら、お気軽にご相談くださいね。

行政書士事務所&W(みどり&まねまる)

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