私からのメッセージ
「あなたの思いを伝えます」
行政書士とはそもそも書類を代書することが始まりでした。世の中のほとんどの士業がいわゆる書類を代理して書き提出することです。自分では作れない書類を作る。それはすなわちどういうことか。なぜ代書してもらうのか。書類を作った先には何があるか。
それは、伝えたいことがあるから。その伝えたいことを認めてもらうこと、です。
この日本社会で生きていくには、日本という国のルールに沿うことがすべての基本です。例えば、人が生まれたら出生届を提出する、就職したら会社と雇用契約書を交わす、家を建てるなら建築確認を申請する、建物の登記をする、会社を興すなら定款の認証を受け法人登記する、損害を受けたら賠償請求権を行使する、納税額を確定させたら税金を納める、相続が発生したら分割協議を行う・・・などなど書きだしたらきりがありません。それほどに人が生きていくうえで、国、県、市などの行政機関や司法機関、公的機関、民間の機関や私人間とのやり取りにおいて必ず意思の確認があり、それを認め合うことで正当な権利等を主張できます。では相手方に認めてもらうにはどうすればよいか。そこで登場するのが私たち行政書士をはじめとする士業なのです。
では私たち行政書士が登場する許認可についてのお話。
行政機関に認めてもらうとはどういうことか。それは、日本のルールに則った要件に合致しているので私のしたいことにOKしてくださいね、ということ。それはまた民間や私人間であっても同じことで、日本のルールに則ったものでなければ契約として成り立ちません。
またなぜ行政機関に認めてもらいたいのか。それは、自分がこれからこうして生きたいので、認めてもらいたいというのが最大の望みであるからです。また、認める側も、できるだけ人が生きやすいように、その後トラブルのないようにルールを敷いてクリアしたものだけを認めるのです。
それは私人間であっても、こうして生きたいという思いがあるからこそ、伝わる言葉で分かりやすい証明でルール通りに伝え、認め合うことが必要なのです。
私たち行政書士はそんな、思いを伝え、スムーズに認めてもらえるようにお手伝いをさせていただく職業であります。
何も行政側は意地悪をして厳格なルール(法律)を置いているわけではありません。なんでもかんでも認めてしまう無秩序な社会ではなく、望み通りに生きたい人にできるだけ望み通りに生きてもらい、またその恩恵や損害を受けるであろう人たちにもよりよく生きてもらうためにも、その調整をするためのものなのです。そこで私たちがその間に立ち、調整弁となり、依頼主にも社会にもよりよい結果を出せるお手伝いをさせていただくのです。それが、私たち行政書士が書類を作成し許認可を取る、ということになるのです。
あなたが伝えたい思いはなんでしょうか?
・こんな仕事をしたいから、国に認めてもらいたい
・この土地を使いたいから、県に認めてもらいたい
・こんな行動をしたいから、周りの人に認めてもらいたい・・・
そこにある思いを私に教えてください。
その思いを十分に乗せた書類を作成し、相手方に伝えるお手伝いをぜひ私にさせてください。